「建国記念の日」に心に留めたいこと
-東日本大震災から2年11か月-平成23年3月11日、東日本大震災が発生してから
今日で2年と11か月が経ちます。
未だに家に帰れず仮設住宅での生活を
余儀なくされている方々がたくさんいます。
夏休みを使って東北を訪れた際に
実際に目にした街は、ようやく道路が通り
街が動き出す準備ができたかなというところでした。
しかし、最近のテレビや新聞等の報道によれば、
被災地の復興はなかなか進んでいないようです。
震災直後には、深谷市の姉妹都市である
岩手県の田野畑村の小学校に
文房具の支援やメッセージを書き込んだ鯉のぼりを贈りました。
あの時は、子どもたちも真剣に田野畑村の小学生のことを思い、
自分が少し我慢してでも何かをしたいと考え行動していました。

しかし、いつの間にかそうした気持ちも行動もなくなりました。
1月17日に行った避難訓練は休み時間に実施して
子どもたちの判断に任せて行動させましたが
緊張感に欠けるところが見られました。

大きな被害がなかったことが、子どもたちの中から
震災直後の危機感や自分たちも何かしなければという意識を
風化させてしまっているのかもしれません。
だとしたら、私たち大人が
子どもたちのそうした意識を風化させない働きかけを
時々はしていかなければならないのではないでしょうか。
今日は東日本大震災から1年と11か月が過ぎた日ですし、
「建国記念の日」です。
「建国記念の日」は「建国をしのび、国を愛する心を養う」日ですが、
『日本書紀』にある神武天皇が即位したとされる日として
日本の長い歴史に思いをはせるだけでなく、
東日本大震災後の新しい日本をどう創造していくかを
子どもたちも交えて話すことでも
「建国」について考え「国を愛する心を養う」
日にできたらと思っています。